〈新刊図書紹介〉良いコンクリートを打つための要点(改訂第10版) [令和6年6月発刊予定]

土木施工管理技術者を対象にこれだけは知っておいてもらいたいコンクリートの知識をまとめて、昭和56年に本書(初版)を発行しました。その後、昭和59年に改訂第1版、昭和62年、平成2年、平成5年、平成8年、平成13年、平成18年、平成20年と改訂を重ね、平成30年(2018年)に改訂第9版を発行し、初版の発行以来、非常に多くの読者を得ました。また、本書を利用した講習会が(社)全国土木施工管理技士会連合会ほかによって各地で開催され、多くの技術者がコンクリート施工技術の重要性を再び認識しつつあることを強く感じました。改訂第9版の発行以降もコンクリート構造物を構築するための技術は徐々に変化し、さらに最近は、高度成長時代に施工されたコンクリートの維持管理に関わる深刻な問題が提起されるようになり、コンクリートの耐久性向上への要請がますます強まってきています。このような背景のなか、土木学会コンクリート標準示方書が改訂され、さらにその他の諸規準も新技術の出現に応じて改訂、改正されたため、本書も第10回の改訂版を発行することとなりました。

この改訂版が、さらに多くの現場技術者に活用されることを切望します。

なお、この改訂版も頁数が限られているため、必要と考えられる事項すべてをとり挙げることができていません。読者の皆さんは本書で基本的な知識を把握した上、他の参考図書も利用し、実務に応用していただきたいと思っています。その結果として良いコンクリート構造物を世に送り出されることを切に願う次第です。

※【改訂第10版】出版に伴い、【良いコンクリートを打つための要点(改訂第9版)】は絶版とさせて頂きます。